戦国武将家紋ストラップ その20 毛利元就公

戦国武将家紋ストラップ その20は毛利元就公の「長門三つ星」(ながとみつぼし)です。一文字三つ星という家紋とデザインは一緒ですね。 毛利元就公といえば三本の矢の逸話が有名ですが、それになぞらえた三つ星ではありません。というか三本の矢の話自体が後の創作とも言われています。

 

ただ元就公は一族の結束を遺言状で述べていたので、ここから後世で三本の矢の話ができたのではないかという説もあります。長門三つ星の他に「長門沢潟」(ながとおもだか)という家紋も副紋として使っていました。沢潟とは沼や池に自生する水草で、勝ち草とも呼ばれていたので、縁起を担いだのでしょうね

 

さらに正親町天皇(おおぎまちてんのう)からは十六菊紋、足利義昭からは五七の桐紋を貰ったみたいですが、いつどこので使ったかまでは記録がありません。いずれにせよ天皇家や将軍家から家紋を下賜されるのは凄い事ですよね

 

仕様 アクリル樹脂二層版 ヘアラインシルバー
カニカンストラップ使用
おおよそのサイズ
縦18㎜×横15㎜ ストラップ付の長さ約85㎜
欲しい方には330円で販売中。清章堂にてお声がけ下さい。店頭には出していません。

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毛利元就公「長門三つ星」

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三本の矢の話の頃にはすでにこの家紋でした